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アメニティドーム [テント幕関係]

今回初めてレポを書く
スノーピークの「アメニティドーム」(通称:アメド)。


現在、3つの大きさの「アメド」が
販売されていますが、
我が家のはもっともノーマルなもの。


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写真)初張り時の様子



アメドは自分で買った初めてのテント(タープは除く)で、
ビギナーでも組み立てやすく、
寝室サイズ270㎝×270㎝という大きさは
大人2人+子ども1人の
我が家にとっては十分な広さ。


大人2人+子ども2人(小学生までかなぁ)でも
ある程度余裕を持って寝れるのでは。



phoDSC06766.JPG


我が家の場合、余ったスペースに
3人分の着替えなどを置いていますが、
余裕もあり窮屈だと思ったことは1度もありません。




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=写真)「キャンプアンドキャビン」でエッグと連結の様子



2年間(2013年8月時)で24泊分の雨や風、
太陽の光にさらされ、撥水性は若干失われたものの、
目立った劣化もなく、
ファミキャン、ソロキャンを問わずに
メインテントとして活躍中です。

 ⇒2016年9月現在、約5年半で53泊使用し、
 幕・ポールとも問題なく出撃中。



特に良い点は・・・・。

やはり「安心感」と「カラー」でしょうか。


安心感というのは、他のファミリー向けテントより
高さがない分、雨風(特に風)に強いということ。


そして最低耐水圧が1800㎜あり、
ジェラルミン製のポールを含めて
作りに雑な所がないというのも好感が持てます。




自分が、というか、これを購入した多くの人は
色も気に入っているんじゃないかと…。


ベージュ+赤を基調とした
フライのカラーはとても個性的。



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=写真)「出会いの森」でレクタと連結の様子




一方、数少ないマイナス点は、
テントの高さが150㎝ということで、
身長170㎝で腰痛持ちの私の場合、
座ってテントに出入りしなければ
ちょっとシンドイ。




テント内においても当然立てず、中腰でもきつく、
這いつくばっての移動を余儀なくされます(笑)


メリット=デメリットなので、
こればかりは仕方がありません。

オートキャンパーにとって、
テントで過ごす時間なんて寝る時以外ほとんどないので
関係ないと言えば関係ないんですが(笑)





他には、換気(空気の流れ)が
あまり良くないことも挙げられます。

ベンチレーターの位置が悪いのか、
1か所しかないのが原因なのか
素人なため専門的な分析は出来ませんが。。。。

ま~、ファミリーテントの類は
機能的にはそれほど変わらないと思うので
大きな欠点というわけではなく、
あくまで「もっとよくなってほしい」という
私の願望です。。。




また、デメリットではないのですが、
カタログ等で謳われている「前室の広さ」について。


phoDSC03417.JPG


確かに雨の日には靴が濡れず便利ですが、
広さはそこそこあるものの高さがないため
構造上、フライが下から上に向かって急に狭くなるので
期待するほど物は置けません。


一人で地べたに座るような形で過ごすなら、
タープを張らずにこのアメドの前室を
リビングとして活用できる気がしますが、
我が家ではここで食事をしたり、
のんびりするようなことがないので
活用するようなことはまったくありません。


ファミリーの場合、
基本はテント+タープかシェルターを
張る人の方が多いと思うので、
テントの「前室の広さ」にはこだわらなくても
いいかも・・・。


またこだわるならアメドのLか
コールマンを買った方が利便性が高いと思います。







phoDSC00488.JPG
=写真)outsideBaseにて





余談ですが、
購入当時は税込で3万4,800円だった値段も、
アメドのLを新たに出したことで、
スノーピークとして値段のバランスを取ったのか、
現在は3万2,184円と2,600円も値下がり。

(2016年に値上がり、税込3万5,424円に・・・)


コストパフォーマンスは一層高まり、
Snow peakの入門テントとして
不動の地位に留まっているようです。




phoDSC06730 (1).JPG



テントの寿命は、素材や使用回数にもよりますが、
だいたい3~5年とスノーピークの方に聞きました。


今使っているテントがあと数年で
ダメになったとしても、
再度このテントを買っている気がします。






【その後】

この記事を読まれている方が多いようなので、
参考までにその後を。

2013年にこの記事を書いた時と基本変わらず、
2016年現在でも、我が家のメインテントとして君主しております。

5年で53泊使い、
多少フライやポールがへたってきていますが
問題なく現役で活躍中です。


ただし経験上、
外幕(フライ)は大雨が降っても
まったく問題ないのですが、
ボトムが外幕と同じ耐水圧1,800mmミニマムなので
水はけの悪いサイトで、テントの下に長時間水が溜まるような
シチュエーションだと浸水します。
(ま~同条件ではほとんどのテントが浸水すると思いますが・・・)

耐水圧10,000mmなどのボトムを持つ
テントとはその点は、まったく違います。
いや、安心感が違います!!!



また、地面が土のサイトだと
地面で跳ね返った雨が、フライの下から入り込み
インナーのサイドを濡らし水が浸み込んできます。


これも構造上仕方がないことですが、
よほどのことが無い限りインナー内が
じゃぶじゃぶになることはないので
安心してください。
ただしかなり汚れますが。。。




雨天(特に長時間の豪雨)時の
サイト状況に気を付けさえすれば
アメドはとても使い勝手のいい幕です。





※このテントは構造上、後ろからの風にはあまり強くないので、
 張り綱(特に後方)は必ず張ってくださいとSPの方が言っていました。







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