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15年振りのステージ [楽器・音楽]

キャンプとはまったく関係のない話なので、
悪しからず。



8月21日に高校時代のバンド仲間と
「演奏会(いわゆるLive)」をやりました。



s3.jpg



ステージに立つのは、
東京にかつてあった「四谷フォーバレー」以来
約15年ぶりのこと。


その間、子どもが生まれたこと、
またカメラやキャンプに興味が移ってしまい
楽器を手にする機会はほとんどありませんでした。



ステージに立つのが15年ぶりなら、
アコースティックギターをステージで弾くのは
中学校以来なので、およそ35年ぶり(笑)



必死に2カ月間、夜な夜な練習してみたものの
指なんてそう簡単に動くものではありません。。。。



演奏会の当日は、
緊張をほぐすために本番前にビール1本をグビリ。


1本開けていい気になり、
結局自分たちの出番前までに3本グビリ(笑)

70年代の外タレロックバンドの様に
ベロベロの状態でプレイするありさまに。



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後でビデオで確認したところ、
なんとか演奏していたので胸をなで下ろしました。。。



さて、ここから機材に関するマニアックな話になりますので、
このブログを見てくださっているキャンパーの皆さん、
記事を飛ばしちゃってください(笑)



今回のライブを行う上で、
PUシステムがないギターをアンプやPAから出すには
「どのような方法を取るべきか?」と結構悩みました。

参考にしようと、様々なブログやHpを見たのですが、
実際にライブで使用した機材や接続方法、
またその時の感想などを書き込んだものが
あまりにも少ない。


私が昔アコギを弾いていた頃は
PUシステムが付いたギターなんていうのは
オベーションくらいしかなかった時代です。
今のように当たり前にPUがついていれば
何の問題も疑問も出てこないのは当然だとは思うのですが。。。




そんな訳で、PUシステムが付いていない
アコースティックギターを持っている人の
参考に少しでもなればと思い、
今回のライブの機材を書き込んでみます。



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◆ギター/Martin HD-28V
       ↓
◆ピックアップ/Dean Markley ProMag Grand
       ↓
◆プリアンプ/LR.Baggs SESSION ACOUSTIC D.I
       ↓
◆アンプ/FISHMAN Loudbox MINI
       ↓
      PA


肝心の音ですが、
「いい音していますね」と
出演者および見に来てくださった方から
少しばかりお褒めの言葉をもらったので、
「そこそこの音色だったのかな」とは思いましたが、
正直、アコギ本来の音とはまったく別物。

弾いている本人は戸惑うばかりです。。。。



ピックアップですが、
Dean Markleyを前から持っていたこともあり、
今回はそれを使いましたが、
ハムバッキングのわりに結構シャーシャーとノイズが出ていました。

またの機会があればFISHMANの
NEO-DシリーズかRareEarthシリーズに
載せ替えたいなと。



また、アンプで使用した「FISHMAN Loudbox MINI」は、
PAにつなげるDIとしては何の問題もありませんでした。
ただし、バンドでの演奏(特にドラムが入ると)だと60Wの出力では
モニターとしては若干非力。
少なくとも100Wは欲しいところです。
自宅やスタジオで使うには大きさも音も十分ですが。。。



さて今回、収穫だったのはLR.Baggsの
「SESSION ACOUSTIC D.I」。


出力が弱いパッシブPUを補うべく
プリアンプとして購入しましたが、
スタジオプロセスの再現を簡単な操作で
得られるように開発されたという商品ということもあり、
基本3つのつまみをいじくるだけで
色々な音質に変えることができるので非常に便利。

特にLR.Baggsならではのサチュレートという回路は
音に臨場感と艶を加えることができるので
これを使うだけでも、このエフェクター(プリアンプ)の
価値があると思います。




備忘録もかね長々と書きましたが、
理想の音を求めてあれや
これややっていきたい考えています。






【番外編】あこがれのマーティン [楽器・音楽]

まったくアウトドアとは関係のない話ですが。。。。


先月、東京に行った際に、
ふらりと寄った銀座の山野楽器。

4階の楽器コーナーに
久々に行ってみると

あるわ、あるわ。。。。
地元じゃ目にすることがない楽器が!!!


昔、その昔、バンドをやっていた頃は
楽器店に頻繁に足を運んでいたのですが、
子どもが生まれ、さらにキャンプにはまってからは
すっかりご無沙汰に。。。。



しかし、やはり今でも
ギターを見ると胸がときめきます(笑)


フロアで最初に目に飛び込んできたのは
エリック・クラプトンの活躍により、
それまで以上に有名になった「マーティン」。


子どもの頃から憧れ続けてきたギター。
今でも高嶺の花です。



各グレードが揃ったマーチンを
弾き比べ出来るお店など、地元にはないので、
思い切って弾かせてもらいました。


000-28EC、000-28、D-28、DH-28、D-18 and More。。。


弾いてみて、それぞれ美しい響きで感激したのですが、
音やネックの握りがそれぞれ想像以上に
異なることに驚きました。


自分が所有している
ギブソンのハミングバードとも
まったく異なる音と弾き心地。


あまり「マーティン」についての知識もないので、
店員さんとあれや質問する中で、
ふと目に入ってきたギターが・・・。



pho-11459668179538.JPG



「あれも弾かせてもらっていいですか?」

ショーケースから取り出されたそのギター。
店員さんが何気にぽろり~ん、と弾いた瞬間。。。。


何なんだ~!!!
この気持ちのいい音は~???


その前に試奏したマーティンを凌駕する、
とても繊細で心地よい響きです。


心おどらせながら試奏してみると、
ボディ全体が振動しながら
低音から高音まで、
一本一本の弦の音が混じることなく
かつ調和しながら奏でられていきます。


もうこの時点で心の中は「即購入」へ(笑)


電話の向こうで吠える家人の声を
右から左へ流し、
結局ギターを抱えて電車に乗って帰ってきました(爆)


Martin HD-28V



処理済~pho-11459657041910.jpg



毎晩、これを弾くために、
明日やれる仕事は明日にまわし、
強者どもからの酒の席を断り、
一刻でも早く帰宅している今日この頃です。




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